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バスは夜がよろしい
光の箱から
時速100kmの人間たちが
飛び去る闇に
想いを載せる
皆、前を向いて
座っているから
バスはよろしい
自分が決めた行き先に
途中のことなどおかまいもなく
疾走するので
バスがよろしい
自分が決めた行き先に
本当の到着地など
おかまいもなく
街の家並みのあたたかな
灯りを無言のパノラマにして
暗黒に
.向かい
..向かい
…向かい
自分が決めた
知らない行き先に
ただひたすら
時速100kmの人間たちが
前進する
ボクの旅は
夜のバスがよろしい
2009.10.29
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