2009年10月13日火曜日

生きかた

Palm SunsetImage by JonU235 via Flickr


ゆるく流れ出す日
黄ばんだ夕陽に溶け込む
豊かさと懐かしさの波調
現実の世界なのに
手を伸ばしても届かない

耳鳴りがこの世界とボクを繋ぐ唯一の現象
同調が起きることで
新しい夢を見るという証拠が提出済みである

科学者は生活で理論を説明するのだから
ボクもいっぱしの科学者と呼ばれよう

波動と夢の宇宙学者なのだ

リアリストとして
目に見えるものだけを信じるから
頭のてっぺんにある目だって
よく働こうというものだ

ボクは生活で波動と夢の理論を説明している
誰にも会わず、一言も話さず、
微動だにせず
暗く湿った暖かい場所で
黄ばんだ夕陽に溶けだしながら

ゆるゆるとだらしなく
空に流れだしながら

生活している


2009.10.13


Reblog this post [with Zemanta]

0 件のコメント:

コメントを投稿