Image by JonU235 via Flickr
ゆるく流れ出す日
黄ばんだ夕陽に溶け込む
豊かさと懐かしさの波調
現実の世界なのに
手を伸ばしても届かない
耳鳴りがこの世界とボクを繋ぐ唯一の現象
同調が起きることで
新しい夢を見るという証拠が提出済みである
科学者は生活で理論を説明するのだから
ボクもいっぱしの科学者と呼ばれよう
波動と夢の宇宙学者なのだ
リアリストとして
目に見えるものだけを信じるから
頭のてっぺんにある目だって
よく働こうというものだ
ボクは生活で波動と夢の理論を説明している
誰にも会わず、一言も話さず、
微動だにせず
暗く湿った暖かい場所で
黄ばんだ夕陽に溶けだしながら
ゆるゆるとだらしなく
空に流れだしながら
生活している
2009.10.13
0 件のコメント:
コメントを投稿